「安楽死・尊厳死の現在」 松田 純著 中公新書
を読みました。
その中で書いてあったのは、人間は生きる義務があるのかって事でした。
私はハッキリ言ってないと思います。
義務で生きている訳ではないですからね。
アメリカのオレゴン州の安楽死についての調査では安楽死を希望する人の動機で最も多いのが「自立の喪失」、2番目が「人生を楽しむ活動への参加不能」らいしいです。
もし生きることが義務であれば、どんなことがあっても生きなければならないので大変なプレッシャーになりますよね。

人間は義務で生きている訳でないからこそ楽しいんですからね。
義務で生きていたら楽しくないです。
生きることは義務ではない中でどうやって安心感を持って暮らせるかは安楽死制度があるかないかの一言だと思っております。