
昨日から40年以上続いてきたインスリン自己注射から解放されるため一泊入院しております。
とは言っても体にインスリンポンプというものを付けるので一日中注射をぶら下げているのと同じではありますけどね。
また血糖値も自動的に測れ、インスリン注射と連動して低血糖になりそうになると自動的に止まる最先端医療機器です。
この様に お腹に二か所器具を取り付けベルトなどに装置をぶら下げる感じです。

子供の頃から毎日注射を5〜6回打って血糖測定も指に針を刺し15回以上してきましたがこれを付けると一応8割方は解消します。
後はこのインスリンポンプの操作に慣れるだけです。
まあプールや風呂などに入る際はいちいち外さなければなりませんがシャワー程度ならば大丈夫そうです。
私の様なT型糖尿病って言うのは成人病の方の糖尿病と違い幼少期に発症して原因は今でも不明で体の中からインスリンが出なくなり毎日自己血糖測定とインスリン注射が欠かせない病気でコントロールを悪くすると失明や人工透析や足の切断などにもなるのでとにかく自身の血糖コントロールを保たなければなりまん。
インスリンを打ち過ぎると低血糖になってしまい意識がなくなってしまいます。
逆に高血糖でも昏睡してしまいます。
よってある一定の血糖値の範囲内を維持するためにコントロールが必要なんです。
正に今回付けたインスリンポンプはその血糖コントロールとインスリン注射の二つの作業を一緒にしたものなんです。

未だ未だコントロールは人間が手でやらなければなりませんが私が発症した40年前から比べれば相当に楽になりました。
小学生の頃などは毎日何度も自分で自分の指に穴を空けて血糖測定をしておりましたので毎回痛かったですし、インスリン注射の針も今に比べれば相当太くて毎回痛くて血も出ましたからね。
インスリンポンプを装着する為には最低1週間入院が必要と言われておりましたが無理を言って行きつけの大学病院に昨日から一泊入院しております。

たまに入院するのも良いものですね。
この様な食事をしていれば体も健康になりますね。

たまには入院するのも旅行に来ているようで楽しいです。
今後医療の研究が進み、この様なインスリンポンプをぶら下げなくても良くなる日を待っております。
きっぱりと付き合いをなくしたいと思っております。
私が合併症で失明や人工透析にならないうちに何とか開発してもらいたいと思います。